ROMA ローマ
ローマの平日☆ また12時間
March 21, 2012
ローマ7日目の夕刻。
ラファエロブルーな空の市街地をあとに
フィウミチーノ空港へ向かいます。
またの名は「レオナルド・ダ・ヴィンチ空港」。
別称ですら、かっけぇなオイ。
我々の乗る東方航空と提携しているのはアリタリア航空のラウンジ。
何から何までデザイン性に富むイタリアですのぉ。
そして機内では寝るか飲むか。。。というのも、
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ローマの平日☆ リアルコルレオーネ
March 20, 2012
ローマ最後のお食事は、トスカーナ料理の 『 Tullio 』 。
魚介類と、イタリアの黒豚 「チンタセネーゼ Cinta senese 」 が
御自慢のリストランテであります。
瑞々しくホワホワと溶けるモッツァレラチーズにまず呻いたら、
オススメしてもらったボンゴレの風味は濃厚、あさりプリップリ
だけど口当たりは、どこまでもライトで軽やか。まじうめーーー
そしてワインは
イタリア北部 フリウリFriuli の1本 「 BRAIDE GRANDE 」 。
このとても紳士的な風味のするピノグリに
もちろん2本目いっちゃうでしょー
そうそう、この 『 Tullio 』 は著名人やサッカーチームのオーナー、
更にはリアルマフィアの方々が通うお店なんです。
我々が食事している時にも、ちょうど隣・・・
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ローマの平日☆ ザ・フライ
March 16, 2012
ローマ7日目の朝。
このまま吹雪いて、飛行機が欠航してしまえばいい!!
との願いも虚しく
朝から良いお天気
だいたい「帰る日」って、めちゃめちゃ晴れてたりするんですよね。
夕刻のフライトまで時間があるので
地下鉄に乗ってバルベリーニ広場 Piazza Barberini へ。
ここの「蜂の噴水 Fontana delle Api 」 が見たかったのです。
ローマの蜂といえばバルベリーニ家、
バルベリーニ家といえばベルニーニ。そう、ベルちゃん設計の
蜂・・・なのかな。そうなんでしょうね。
そしてお目当てのバルベリーニ宮(国立古典絵画館)は
入れ替えか何かで臨時休館。。。だーーーーーー
ローマの平日☆ ゆるゆる部屋ゴハン参
March 15, 2012
ローマ6日目の晩ゴハンは、
ローマで過ごす最後の夜だというのに雪に負けました。
お惣菜屋さんで買い込みまして、お部屋ゴハン。
ラタトゥユにタコマリネ、ハムチーズセットに、なぜかお寿司も(笑)
興味本位で買ってみたお寿司だけど、やはり美味しくなかったです
その代わり、ハムやサラダなどはエクセレン
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ローマの平日☆ 冥利
March 14, 2012
ローマは教会だらけ。
少し歩くと教会、ちょっと先に行けばまた教会。。。
なかなか前に進みにくいローマなのです。
私にしてみれば、ちょっと・・・
いえ、かなり楽しい寄り道なんですけどね。kurousaです。
まずはテルミニ中央駅、そしてホテルからも近い
『 サン・カルリーノ・アッレ・クアトロ・フォンターネ教会 』 。
(Chiesa di San Carlo alle Quattro Fontane)
http://www.sancarlino.eu/
教会前の四つ角に、それぞれある噴水が目印です。
ここは他と比べて独特な造りをしていても
とんがっているわけではなく、不思議と温かみを感じる教会なのです。
クアトロ・フォンターネから少し西へ歩くと
『 サンタンドレア・アル・クイリナーレ教会 』 。
(chiesa di Sant' Andrea al Quirinale)
ベルニーニの傑作とも言われる、この教会。
縦横が普通の教会とは違う「幅広」な内部は
その空間使いや装飾品が見事なバランスを保つ不思議感覚。
今回見た中で一番好きだったのが、パンテオンに近い
『 サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会 』 。
( Basilica di Santa Maria Sopra Minerva )
http://www.basilicaminerva.it/
他を追随させない圧倒的な美しさと、美術品を持ち合わせるのに
なんとなく「とぼけた」雰囲気。それが好き。
たぶん1日いても飽きないどころか、連日通ってしまいました(^^;)
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ローマの平日☆ しつコッツェ
March 12, 2012
ローマ5日目の夜は
またまたパンテオン周りで晩ゴハン。
なぜかと言えば、
パンテオン横にTAXY乗り場 があるので、帰りがラクなのです。
本日のディナーは、何もかも、誰も彼もが異様に陽気な
リストランテ 『 CIRO & CIRO 』 にて。
魚介カルボナーラの豪勢さには、眺めているだけで嬉しくなります
そして、メニューに無く特注した(笑) ムール貝Cozze alla Marinara 。
まったくもって、しつこくコッツェを食べてます。。。
「チェーザレ」ほど秀逸じゃないけど、臭みはなく大ぶりプリプリ
そろそろ旅疲れが出る頃とあっても自然と笑顔になれる美味しさ、
加えてハイテンションで親切なスタッフ。イタリア好きー
『 CIRO & CIRO 』
Piazzza della Maddalena,8, Roma
パンテオンの北
マダレーナ広場の角
+39 06 68210208
Carbonara ai Sapori di mare €11
Cozze alla marinara €12くらい
ローマの平日☆ ART BREAK
お昼ゴハンは 『 CAFFE CAPITOLINO 』 。
カピトリーニ美術館の最上階にあるカフェ&ピッツェリアで
酷使する眼と足を、ビールと共に休めましょう。
室内はセルフカフェ、ローマを見渡すテラス席はレストラン。
もちろん両者のお値段は違ってくることから
カフェ利用の人がテラス席に入ろうものなら即座に追い出されます(笑)
頼んだのはカルチョーフォとハムのPIZZA。
カルチョーフォ carciofo は、アーティチョークのこと。
そういえば、ローマに来てまだ食べてなかったからね
『 CAFFE CAPITOLINO 』
(CAPITOLINE CAFE)
カピトリーニ美術館内
コンセルヴァトーリ宮、カファレッリ館
+39 06 6919 0564
9:00〜19:00
PIZZA €11〜(レストラン)
※別途、カピトリーニ美術館の入場料€12
ローマの平日☆ 美術館の遊び方
March 10, 2012
ローマ5日目の午後からは、
かつてからローマの中心地とされてきたカンピドーリオの丘。
にある 「カンピドーリオ広場 Piazza del Campidoglio 」 の入口、
人体的バランスが著しく狂った巨像はミケランジェロ。
奥に市庁舎、両脇には 「カピトリーニ美術館 Musei Capitolini 」 。
お目当てはもちろん美術館。
紀元前から残る(とされる)美術品や遺跡出土品、
その模作の数々に見応えありありのカピトリーニなのでふよ。
入ってすぐ目をひく
偉そうな彼は
態度もデカければ体もデカイ、「マルフォーリオ Marforio 」。
まるでウイグル獄長に立ち向かうケンシロウ状態です。
その獄長にやられたであろう 「瀕死のガリア人 Galata Morente 」 は
ローマ時代に模作されたものであっても(オリジナルは紀元前3世紀ギリシア)
このガックリ加減が素晴らしい。
ただ、これまた素晴らしい肉体美なことから瀕死に見えないので
角度を変えた瀕死っぷり。
水月の横のあたりを、やられてるの分かりますかね。
「る、ルシウスすまん。
オレを置いて行け・・・。」
なんてストーリだとしたならば、決まって現れるのが
調整役。
「おいおい、カツオ君。またサザエに怒られたんだって?」
一緒にあやまってくれると提案するマスオさんの横では
なぜか妙に浮かれている空気の読めない馬の人。※ケンタウロスです
こういう人いると、イラっと来ますよね。
だいたい、こういう輩は自分で自分用の塗り絵を作ってたりするんですよ。
しかもヘタなの。 ※美術館公式ケンタウロス像の図解です
股間を忠実に描写する前に、体とか馬とかちゃんと描けって、ねぇ。
なんて遊びは、ここまでにして。。。
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ローマの平日☆ 感想には個人差があります
March 09, 2012
昨日は、昼から10時間ほど飲み続けて死に体のkurousaです。
ローマ5日目の朝。
バチカン市国や映画の舞台もいいけれど
ローマと言えば 「 コロッセオ Colosseo 」 も外せないメンツのひとつ。
http://www.il-colosseo.it/
市街地の南にあるコロッセオ。写真に収まりきらないその大きさは
車で市内を走れば日常的に目にすることが出来るというのに
それで充分だと思えない人も多いようで
チケット売り場は大行列。
中国人も並びません(並べません)が
個人的には、地球規模の諸外国人すべて並ばない人種だと思います。
その少し油断すると割り込まれる列で、小一時間ほど並ぶことに。
だいたい待ってまで、並んでまで何かすることに価値を感じないうえ、
急階段という更なる試練。
もし私が80歳の
体を張って転げ落ち、ここの危険性を訴えることでしょう。
その幾多の試練を乗り越えた者だけが得ることの出来る
コロッセオの勇姿。
この円形の薄ら呆けた石塊に皆さん歓喜するわけですね。
間違いなく脳裏にはラッセル・クロウの肉体美が必要不可欠です。
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