上海の隙間に潜る
October 11, 2011
上海で過ごす連休、ちょっとだけホテル遊びしましたです。
今回は、いつもと趣向を変えて「老房子」ステイ。
『 QUINTET 』 は1939年築の古い邸宅を改装したB&Bゲストハウス。
看板など出ていないし、門にもガッチリ施錠されているので
宿泊しないと入るどころか中も覗けないという忍び具合が良いですよねぇ。
そこに一歩踏み入れば清澄と静寂。ガキもペットも禁止な大人の隠れ家です。
中庭からダイニングを抜け、オフィス兼フロントで手続きをしたら
部屋までは窓からの光りだけを頼りにギギッときしむ階段を上ります。
全5室の中から選んだのは最上階の「Aurora」。
このお部屋はロフトタイプの2階建て。
老房子というと昔ながらのボロっちいイメージ(笑) でしたが
床や壁は張り替えられキレイに整っているし
今時のフラットTVやDVDなど揃う物は申し分なく揃っていても
老房子の趣と調和したセンスの良さが、なんとも可愛いのです。
ロフトを上がった大きな窓の外はルーフトップのプライベートパティオ。
パセラじゃないですパティオpatioです。
ピルの谷間、そのハチワンな一画だけは喧騒と無縁の異空間っぷりが
すごく上海臭くて(実際に臭うわけではありません)、かなりツボ
そうそう、泊まったAuroraの唯一の難点はバスタブが小さいんですよ。
老房子なので構造上仕方ないにしても、一人しか入れないって・・・ねぇ
と言ってみただけで、単独入浴をフルに満喫しましたkurousaです。
一夜明け、
朝食は1階ダイニングにて。
・・・朝食ONLYなのでダイニングじゃないっすね、ヌーク?
アドベンチャーファミリーかオレゴンから愛みたいな。
また朝食が美味しいの。シンプルなんだけど気が利いているのでふ。
泊まるにしても食べるにしても、けして贅沢ではないけれど物足りなさもなく。
欧州の田舎町で過ごすような古き良きを活かした居心地の良さというのかな。
ババーンと遊ぶのも楽しいけど、たまには身を隠すように潜むのも悪くないでふ。
『 Qintet B&B 』
静安区長楽路808号
(×常熟路 少し西)
「808」の扉が目印です。
(021)6249−9088 中・英語
http://www.quintet-shanghai.com/
※1階にあったレストラン「Closed door」は
名実ともにクロ−ズしました。
トラックバックURL
この記事へのコメント
1. Posted by Mango October 11, 2011 18:29
近代的なホテルもいいですが、
こういう異国情緒漂うホテルもいいですよね
私も宿泊してみたいかも
こういう異国情緒漂うホテルもいいですよね
私も宿泊してみたいかも
2. Posted by みにら October 12, 2011 09:57
お久しぶりです。
Closed door、closeしたんですね。
いつも混んでたけど、ベル鳴らさないと入れない
レストランてやっぱ微妙なんですかね。
個人的には無茶苦茶めんどくさかったです。
Closed door、closeしたんですね。
いつも混んでたけど、ベル鳴らさないと入れない
レストランてやっぱ微妙なんですかね。
個人的には無茶苦茶めんどくさかったです。
3. Posted by kuro October 12, 2011 17:30
Mango嬢
ラグジュアリーも良いんだけど
たまにはこういうお泊まりもいいよねー。
人が少ない(特にガキ)のもステキングなのです
といっても、いつもグータラしてるだけだけどね(笑)
みにら嬢
そうなの、クローズドが閉まってたんだよねー。
なので殺風景な庭になっちゃって。。。
通えば暗証番号で出入りできてたんだけど
初めての人とかは行きにくいし面倒だったのかも?
そのぶん泊まるには静かで良いよ
4. Posted by しゅう@大阪 October 13, 2011 06:53
面白そうなとこですねぇ。
どうせなら、そこに中国人家族が実際に暮らしていて、
ウルルン滞在してみたいかも。え、ストレス?w
どうせなら、そこに中国人家族が実際に暮らしていて、
ウルルン滞在してみたいかも。え、ストレス?w
5. Posted by kuro October 14, 2011 13:02
しゅうさん
ちょっと良さげでしょ。
普段のホテル遊びも楽しいけど、老房子も楽しい〜
中国人大家族が住んでたら・・・
胸のライトがピコピコ鳴るまで、半日もつかどうか。。。ジョワッ